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頑張っているのに思うような成果が出てない起業家さんへ|ビジネスの客観視できてますか?

  • 忙しいのに売上が上がっていない
  • 忙しく動いているのに前に進めていない気がする
  • いろいろ手を打っているのに成果が出ていない

こんなお悩みを抱えている個人起業家さんが多くいらっしゃいます。

今回は、忙しく動いている、がんばって行動しているのにもかかわらず、なかなか成果が出ずに悩んでいる方へ、その原因と改善策・対策をご紹介します。

自分のビジネスの状況を把握できていないことがまず問題

皆さん、日々ビジネスをより良くしようとがんばっていると思います。

私たちの日々の業務として、営業活動、お客様への納品、サービス提供、お客様へのフォローアップ、商品開発、商品改善、クレーム対応、資金繰り、その他雑務…、これらのことを小規模ビジネスの起業家・経営者は日々考えなければいけないですよね。

日々忙しく働いていると、全体を俯瞰したバランスは、感覚的に捉えているようで、客観的には把握できていない状況ができてしまいがちです。

感覚的に捉えているつもりなので、その中で最善は尽くしている、でも突破口が見えない…

なので、まずは感覚的ではなく、客観的に全体のバランスがどうなっているのかを把握することが大切です。

全体のバランスを把握するには?

攻め 守り
顧客 例:集客・営業・見込み顧客とのコミュニケーション 例:納品・サービス提供・顧客サポート(クレーム対応等も)
社内 例:経営戦略・商品開発など 例:事務作業・営業事務・経理
上の表の項目について
  • 顧客:見込み客や既存客との直接的なコミュニケーション
  • 社内:企画・計画・戦略などを考えることとバックオフィス的な作業業務全般・社内の人間関係/マネジメントなど
  • 攻め:売上を上げるための活動や企画・計画を練ること
  • 守り:サービス提供や納品などの顧客満足度アップのための活動や社内の業務が円滑に進むための業務

上の表に従って、全ての業務・タスクを4つにカテゴリー分けしてみます。

ここでは、直近2週間の全ての業務やタスクを細かく分解しながら、付箋に書き出してみましょう。そして、大きめのノートに上の図と同じように4つのエリアをつくり、そこに付箋を振り分けてみてください。

そうすることで、感覚的に捉えていた全ての業務のバランスが可視化されて、客観的に捉えることができます。

付箋のワークができたらチェックして欲しいこと

例えば、売上がイマイチ上がっていない方の場合は、左側の「攻め」のエリアに付箋が少なくなっている傾向があります。特に左上の「顧客×攻め」が1番少ない場合、ズバリ営業活動が出来ていないと言えます。だから忙しい割には売上に繋がっていないということが分かりますよね。

利益の割に日常の業務に圧迫されている方に多いのが、右の「守り」であるサポート業務が多くなっている場合です。右側の守りの業務を整理して効率化したり、見直す必要があります。

この様に、どのエリアに付箋が多く、どのエリアに付箋が少ないのかを客観的に眺めて見て下さい。あなたの無意識にやっていた日常業務の傾向が現れているので、何か気づくことがあるはずです。

各エリアごとにできる改善策&対策

売上を上げたい方は左上の「顧客×攻め」で、どんなアクションができそうか、アイディアを一度出してみましょう。できることから一つずつ実行に移していくことで、確実に売上に繋がっていきます。

目の前の売上を上げる活動で忙しくしている方は、左下の「社内×攻め」で将来の売上をどう作っていくのか、このビジネスをどういう方向性に持っていくのか、一度強制的にでも自分の時間を作って将来について戦略や計画を立てることをお勧めします。

売上は上がっているのに利益率が悪い場合は、右側の「守り」の効率化をはかる必要があります。必要以上に右上の「顧客×守り」の業務が膨らんでしまっていないかをチェックしてみてください。そして、同じ価値を提供するならもっと効率よく提供できないかを考えてみてください。

右下の「社内×守り」では、売上にも利益にも関係のない業務のボリュームがどれだけあるか確認してみましょう。必要不可欠な業務が何かを確認した上で、削れるものは削っていきましょう。

まとめ

以上、今回は、忙しく動いている、がんばって行動しているのにもかかわらず、なかなか成果が出ずに悩んでいる方へ、その原因と改善策・対策をご紹介しました。

攻め 守り
顧客 例:集客・営業・見込み顧客とのコミュニケーション 例:納品・サービス提供・顧客サポート(クレーム対応等も)
社内 例:経営戦略・商品開発など 例:事務作業・営業事務・経理

こちらの表を参考に、是非ご自身のビジネスの全体像を客観視するのにお役立てください!